ベータ機能としてご提供してきた Agora Analytics が 2021年11月15日 に正式リリースとなります。Agora Analytics は、通話の使用状況と品質を追跡および分析するツールです。このツールを利用することで、お客様独自にユーザーエクスペリエンスを向上させるための施策を実施、またその結果を把握することも可能となります。
ご利用開始にあたって
これまでベータ機能としてご利用いただいてきたお客様におかれましても、一度改めて機能の利用開始操作が必要となります。
初期画面
改めてアクセスいただいた際、以下のような画面がご確認いただけると思います(Agora Analytics有償プラン未契約の場合)。
この画面を確認できましたら、一旦左メニューの「Pricing Plan」をクリックしてください。(表示内容はログイン中のメンバーアカウントの権限レベルによって異なります。Admin権限のアカウントにてご確認ください)
プラン選択
その後以下のようなプラン選択画面が表示されます。
Starterプランは無償提供となっており、Subscribeボタンをクリックすると即時有効になります。それ以上の有償プランについては一旦Agora社での確認と有効化の処理を経てご利用開始いただける形になりますので、あらかじめご了承くださいませ。
各プランの詳細については、添付資料にてご確認ください。また、日本でご提供する場合の各プランの価格についても、添付資料にてご確認いただければ幸いです。
ベータ提供機能の統合及び名称変更について
また正式リリースに伴い、以下の通りこれまで提供してきた機能が以下のように統廃合される予定となっております。これまでご利用いただいてきたお客様におかれましては、あらかじめご承知おきください。
※それぞれのプランごとに利用できる機能については、変更ありません。詳しくは添付資料をご確認いただくか、担当営業経由でのトライアルをご検討ください。
Call Inspector(コールインスペクター)
これまでのCall Search機能で取得可能となっていた、CPU使用率、音量、ビットレート、フレームレート、ビデオ解像度、パケットロス率など、通話の詳細な品質データが参照できるだけにとどまらず、QoE(品質)が悪いと思われるクライアントを探し出し、影響を与えているメトリクス(要素データ)を発見することができるようになります。
Data Insights(データインサイト)
開発者やオペレーターが使用状況や品質を把握できるよう、定期的に通話料の統計情報を提供しています。ペルソナをより良くするためのレポーティングやレトロスペクティブな分析のための強力なツールとなります。
- 最大90日分のデータ保存
- 様々なメトリクスでの分布把握
- 問題のあるチャネルやユーザーを特定するためのサンプリングとドリルダウン分析
その他
Agora Analyticsにはその他、Real-Time Monitoring(リアルタイム・モニタリング)やAlert Notification(アラート通知)といった便利な機能が提供されています。
こちらデモサイトにて体験可能になります。
※ご契約プランによって利用可能な機能やデータ保存日数、APIなどに違いがあります。詳細は担当営業経由でのトライアルをご検討ください。