質問・問題
Data Insights とはなんですか?
回答・解決方法
Agora Analytics の Data Insights 機能は、過去に実施した通話に関する利用量および品質の傾向、様々な側面から見たこれら通話の特徴、1 日のデータ内訳、といった情報をユーザーが把握できるよう設計されています。
公式リファレンスはこちらにございます。
利用手順
- Data Insights 機能は、Agora AnalyticsのStandard以上のプラン契約が必要です。担当営業にお問合せください。
- Agora Consoleにログインし、左側のナビゲーションバーのAgora Analyticsをクリックします。
- 左上隅にあるプロジェクトを選択します。
- [Usage Overview] をクリックして利用量に関する統計を表示するか、[Quality Overview] をクリックして品質に関する統計を表示します。
- データフィルターを設定します。
- Usage Overview: 右上隅のタイムゾーン、データの粒度、時間枠を選択します。
- Quality Overview: 左上隅の製品タイプを選択し、右上隅のタイムゾーン、データの粒度、および時間枠を選択します。
- Usage Overview: 右上隅のタイムゾーン、データの粒度、時間枠を選択します。
Usage Overviewの概要
[Usage Overview] ページには、使用状況メトリックの全体的なトレンドとメトリック分析が表示され、異常のある日付を見つけ、使用状況が異なる次元でどのように分散されるかを理解するのに役立ちます。
Overall Trend
Overall Trendパネルには、ピークトラフィック、チャネルとユーザー数、およびサービス利用時間(分)という3つのセクションがあります。各セクションでは、左上隅のサマリーボックスは、各使用メトリックの集計値またはピーク値を強調し、下部領域の折れ線グラフには各使用メトリックの日次値が表示されます。各セクションの右上隅にある[All data]をクリックして、データをダウンロードしたり、テーブル形式で表示したりできます。
各折れ線グラフには、次の機能があります。
- 表示/非表示: 使用メトリックの行を非表示または表示するには、対応するサマリーボックスをクリックします。
- 時間の選択を変更する: データフィルターでデータの粒度を[By day]に設定されている場合は、データポイントをクリックして[Hourly data]を選択すると、データの粒度を時間単位に変更し、時間枠を対応する時間に変更できます。
- 元の時間選択に切り替えるには、上部中央領域にある [Restore filter] をクリックします。
- 元の時間選択に切り替えるには、上部中央領域にある [Restore filter] をクリックします。
- メトリック分析にジャンプ: 特定の日の使用メトリックのメトリック分析パネルにジャンプするには、行の対応するデータポイントをクリックし、[Metric Analysys]を選択します。
- 以前に選択した時間枠を使用する場合は、メトリック分析パネルの左上領域にある[Reset time]をクリックします。
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- 以前に選択した時間枠を使用する場合は、メトリック分析パネルの左上領域にある[Reset time]をクリックします。
メトリック分析
メトリック分析パネルには、地理、ネットワークタイプ、オペレーティングシステム、SDKバージョン、デバイスタイプ、チャネルサイズの6つのセクションがあります。各セクションは、その次元の上位6つの値をバーチャート形式で表示します。
パネルの右上隅で、表示したい使用状況メトリックを選択できます。各セクションの右上隅にある[すべてのデータ]をクリックしてデータをダウンロードしたり、テーブル形式で表示したりできます。
Quality Overviewの概要
Quality Overviewページには、品質指標の全体的な傾向とメトリック分析が表示され、異常のある日付と時間を見つけ、品質がさまざまな次元での使用とどのように関連しているかを理解するのに役立ちます。
全体的なトレンド
全体的なトレンドパネルには、ユーザーエクスペリエンスとチャンネルへのJoin成功の2つのセクションがあります。各セクションでは、左上隅のサマリーボックスは、各品質メトリックのピーク値またはボトム値を強調し、下部領域の折れ線グラフには各品質メトリックの1日次または時間単位の値が表示されます。セクションの右上隅にある[All data]をクリックして、データをダウンロードしたり、テーブル形式で表示したりできます。
各折れ線グラフには、次の機能があります。
- 表示/非表示: 品質メトリックの行を非表示または表示するには、対応するサマリーボックスをクリックします。
- 時間の選択を変更する: データフィルターでデータの粒度を[By Day]を設定し、データポイントをクリックして[Hourly data]を選択すると、データの粒度が1時間単位に変更され、時間枠が対応する時間に変更されます。
- 元のフィルター設定に切り替えるには [Restore filter] をクリックします。
- データフィルタでデータの粒度を[By hour]に設定すると、データポイントをクリックした際のデータ粒度が分に、時間枠が対応する分に変更されます。元のフィルター設定に切り替えるには[Restore filter]をクリックします。
- 元のフィルター設定に切り替えるには [Restore filter] をクリックします。
- メトリック分析にジャンプ:特定の日または時間の品質メトリックのメトリック分析パネルにジャンプするには、行上の対応するデータポイントをクリックし、[メトリック分析]を選択します。
- 以前に選択した時間枠を使用する場合は、メトリック分析パネルの左上領域にある[時間をリセット]をクリックします。
- 以前に選択した時間枠を使用する場合は、メトリック分析パネルの左上領域にある[時間をリセット]をクリックします。
メトリック分析
メトリック分析パネルには、地理、ネットワークタイプ、オペレーティングシステム、SDKバージョン、デバイスタイプ、チャネルサイズの6つのセクションがあります。各セクションでは、品質と使用方法の関係をバブルチャート形式で示します。
パネルの右上隅で、表示したい使用状況メトリックを選択できます。各セクションの右上隅にある[すべてのデータ]をクリックしてデータをダウンロードしたり、テーブル形式で表示したりできます。
6つのDimensionはDimensions(原文)で説明されています。
国と地域のバブルチャートでは、Y座標は選択したメトリックの値であり、対応するX座標は品質メトリクスにリストされています。バブルカラーは、メトリック値が正常かどうかを表します。次のいずれかが発生すると、バブルが赤くなります。
- ビデオフリーズレートが5%を超えている
- オーディオフリーズレートが3%を超えている
- ネットワーク遅延率が10%を超えている
- ユーザーのチャネル参加成功率が95%未満、または5秒以内にチャンネルに参加するユーザーの成功率が95%を下回っている
まとめ
この記事では Agora Analytics の Data Insights についてご紹介しました。より詳しく知りたい方は、Data Insights (原文) を参照ください。また、Agora Analytics には複数のサブスクリプションプランが存在します。価格などの詳細については、担当営業にお問合せください。
合わせて、Agora Analyticsの情報のみで解決しない場合は、agora社に問合せをし詳細な解析を行うことも可能です。その際は、事象の内容、再現方法およびSDKログ(アプリ設定要)などの情報をご提供いただく必要がございますので、詳細は、[ログ解析を依頼したいのですが、どのような情報が必要でしょうか?]をご参照ください。